Linuxホームサーバー編
No.15 VNCを使ってみよう!
(VNCのインストール)

2005,6/19 完成



TeraTermPro(遠隔CGI操作)ができるようになり、Webmin(遠隔GUIベースの設定)までできるようになると
ここまでくれば遠隔GUI操作でVine君をフルに使いたくなるというものです。
これさえできれば夏に向けて蒸し風呂のようになる屋根裏部屋(サーバーが置いてあるとこ、)へ行かなくても
涼しい居間のパソコンからVine君をいじり放題ではありませんか。 (^_^)
これを実現してくれるのがVNC(Virtual Network Computing)というソフトです。
このVNCにもいろんな種類があるようですが今回は本家本元のRealVNC(旧 AT&Tケンブリッジ研究所)を
使う事にしました。

1)VNCのインストール
VncのインストールにはいつものSynapticを使います。

※ Synapticの使い方はNo.4 sambaをインストールしてみよう(ソフトのインストール方法は?)を参照。

Synapticを立ち上げてVNCで検索します。
検索の結果、4つほど引っかかって来ました。
今回Vine君にインストールするのはサーバー
だけでよいようなので、vncserverをチェックします。
おぉ!順調にインストールされているようです。
Vine君が立ち上がっているときにいつもvncserverが
動いていると気持ち悪いので、
 アプリケーション→システムツール→サービスの設定
を立ち上げてvncserverのチェックが外れている事を
確認します。

インストールはこれでおしまい!簡単でした。 (^_^)

※ セキュリティを考えてVNCを使うときだけvncserverを
  立ち上げるようにしたい。



2)vncserverの初期設定をやろう
お次はvncserverの初期設定です。

まずはクライアントPCの登録です。
 アプリケーション→アクセサリ→GNOMEテキスト・エディタ
を立上げ、 /etc/hosts.allow を開きます。

テキストの後ろに、

Xvnc:192.168.xx.xx
Xvnc:192.168.xxx.xxx

という書式で遠隔操作をするパソコンのIPアドレスを記入します。
(何台分でもOK! xxやxxxは実際は数字です。 (^_^;) )
上書き保存してテキストエディタを終了します。
お次はクライアントPCでアクセスするときに必要になる
パスワードの設定です。
 アプリケーション→システムツール→GNOME端末
を立上げ、vncpasswdと打ち込みます。
Passwordを聞いてくるので好きなパスワードを入力します。
Verifyでも同じパスワードを入力して登録完了!
引き続きGNOME端末で"vncserver"と打ち込むと
vine:2で無事に立ち上がりました。

※ このvine:2の2が「ディスプレイ番号」と言って、あとで
   クライアントソフトの立上げの時に必要になるので注意!

なぜvine:1ではなくvine:2なのか謎です。 (^_^;)
  いろいろいじってたせいかな〜

ちなみにvncserverを落とすときには、
 vncserver -kill :2 ←ディスプレイ番号
でいいそうです。
Vineのデスクトップ画面から

アプリケーション→デスクトップの設定→ファイル管理

を開き、
"隠しファイルとバックアップファイルを表示する"
にチェックを入れて"閉じる"のボタンを押します。
次にエクスプローラー(?)を立上げ、
 /root/.vnc/xstartup
を開きます。

※ .vncの"."が隠しフォルダーという意味だった
   のですねぇ〜 (^_^)
xstartupはこういう内容です。
ここの、

# unset SESSION_MANAGER
# exec /etc/X11/xinit/xinitrc

から、#を抜きます。
#を抜くとこんな感じ。
この2行にどういう意味があるのか謎です。 (T_T)

おまじないと思ってコメントアウトしました。
(我ながら、情けなや・・・)


これでVine君の方の設定は終わりです。


3)Windowsからアクセスだ!(専用クライアントソフト編)
次はいよいよクライアント側の設定です。
まずはWindows用のクライアントソフトをRealVNCダウンロードのページから入手します。
とりあえずビューワーだけあればよいので、
 Download VNC Free Edition Viewer for Windows
 (vnc-4_1_1-x86_win32_viewer.zip)
をダウンロード。解凍するとvnc-4_1_1-x86_win32_viewer.exeという実行ファイルが出てくるので
好きなところに保存しておきます。


あと、Vine君が立ち上がっていないとダメなのであらかじめWake up On Lan Toolをクライアント
マシンにインストールしてVine君を遠隔起動しておきます。
(遠隔起動の方法は、No.10 とめるときにはどうするの?を参照。)

まずはTeraTermProを立上げます。
その後、SUコマンドを使いrootでLoginし直してから
vncserverを実行します。
やや、今回もvine:2でvncserverが立ち上がりました。
ディスプレイ番号=2、ということになります。)

これで事前の準備は終了!

※ TeraTermProのインストール方法は、
   No.10 とめるときにはどうするの?を参照。
次に先ほどダウンロードしたクライアント用ソフト(vnc-4_1_1-x86_win32_viewer.exe)を実行します。
このビューワーはインストール作業不要で、いきなり
実行するだけでいいので大変便利。 (^_^)


serverの欄に、
 Vineの君のIPアドレス:ディスプレイ番号
を入力して"OK"ボタンをクリックします。
パスワードを聞いてくるので、最初に設定した
パスワードを入力して"OK"ボタンをクリック!

おぉ!WindowsマシンでVineの画面が見えました!
大成功!!

画面を操作はVineLinuxそのものです。
Windowsマシン上でVineを操作できるというのは
感動(!)です。

※ でもなんでjuntakeでLoginしている事になって
  いるのかは謎。(画面左上)
  TeraTermProからjuntakeでVineにLoginしたせい
  なのかなぁ?



4)Windowsからアクセスだ!(ブラウザ編)
VNCは専用クライアントソフトだけでなく、Javaに対応したブラウザがあれば使う事が
できるそうなので今度はブラウザからVNCしてみました。

ブラウザを開き、urlのところに、
 http://192.168.xx.xx:5802
と入力します。
"http://192.168.xx.xx"はVine君のIPアドレス。
"5802"というのは"5800+ディスプレイ番号"です。
(なのでディスプレイ番号が1番の時は5801となります。)
usernameは入力せずにPasswordだけ入力します。
おぉーー、無事にVNCできました!
パチパチパチ! (^_^)

でも色がちゃんと出ていないな?なんでだろ?

ということでぶじにVNCが使えるようになりました。 (^_^)
やっぱ面白い・便利ですね、VNCって。

しかーし、使ってみると
 ・暗号化処理なしでVNCするのは家庭内LAN内とは言えなんとなく怖い。
 ・XGAのクライアントマシンにXGAのVineだと画面がはみ出してしまい使いづらい。
 ・色数の設定がへん。
 ・suでrootになってからvncserverを立ち上げるのはセキュリティ上なんとなく怖い。
などの不安が出てきました。

次回はこれらの点を解決していきたいと思います。


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