世界を変えるデザイン展
2010年5月15-6月13日
東京ミッドタウン・デザインハブ

AXIS

レポート:2010年6月20日


先週、六本木 東京ミッドタウン・デザインハブAXISでで行われていた世界を変えるデザイン展へ行ってきました。
この展示会は”発展途上国の人々にデザインで何ができるのか?”という観点で日本に住んでいる私たちには想像も
付かないような製品が展示
されていたのですが、そのなかから電気関係の製品を中心に紹介して行きたいと思います。
発展途上国だからこそのLEDと太陽電池なのだなぁ、という感じがしましたねぇ。

■ 目次
1)太陽電池とLEDがいっぱい
2)奇妙な電気製品たち
3)電気じゃないけど気になったモノたち

※ 画像クリックで拡大します。



                                 
やってきましたデザインハブ
東京ミッドタウンの中にあるだけあって
どこまでもおしゃれです。 (^_^;)
そうか電気がないところに住んでいる
人って14億人もいるのかぁ。
1)太陽電池とLEDがいっぱい
こ、これはナニモノ??
太陽電池付きの装置に補聴器が
挟まっています。
Solar Aid(ソーラーエイド)
この絵の通り、補聴器を充電する
機械だそうです。
そうか、電池代と電池を買いに行く
交通費が大変なんだ。
それは気がつかなかった・・・目からうろこ。
こちらも太陽電池を使った充電器セット。
電池も充電できるようです。
ToughStuff
タフスタッフ
携帯電話はあっても充電するのが
大変なんですねぇ。
ライトも当然のようにLEDです。
やはり低消費電力のところが
いいんでしょう。
こちらも太陽電池を使った充電装置。
太陽電池が一回り大きくなって、
充電器(?)も大きくなっています。
DURON
Solar Home Power System
さまざまな電力需要に使用できる
太陽光充電装置
ライトだけでなく携帯電話やテレビを
観ることもできるとのこと。
そうは言ってもテレビだとすぐ電池が
なくなっちゃいそうだなぁ。
ライトはやっぱりLEDでした。
こちらも太陽電池ランタン。
d-light Kiran
ディーライト キラン
太陽光充電式の照明器具
こちらは電球でまわるひまわり君。
学校で教育用に使われるようです。
実用性は低そうですがかわいいですねぇ。
これは電気が来ていないところでも
夜に本が読めるというライト。

左はUSB充電でフル充電すると
3.5〜9時間点灯するそうです。
フリップス製で40ユーロ(高いなぁ)

右は太陽電池充電。
8〜10時間充電で4時間点灯だそうです。

どちらもフロントライトみたいです。(未確認)
こちらは着るライト(?)
充電器を身につけることができる
というのが最大の特徴です。
なーるほど、日中は太陽電池を
身につけて充電して、夜はライトとして使う、
という事ですね。

Sierra Portable Light
Prototype KVA
ソーラポータブルライト プロトタイプ
プロトタイプと言うだけ合って
手作り感満載の製品です。 (^_^;)
こちらも太陽電池とLEDライトを
組み合わせたランタン(?)です。
Moon Light
ムーンライト

なんだか控えめな名前です。
そのくせ値段は$20というのは
ちょっと高いなぁ。
こちらはd-light Nova series S150/S200
やっぱり太陽電池で充電するLEDライトです。
S200が白色光で12時間点灯。
S150がオレンジ光で15時間点灯。

これで$40というのもやっぱり高いなぁ。
2)奇妙な電気製品たち
これは何??
太陽電池 電卓?
その割には太陽電池が大きいなぁ。

ディスプレイも液晶のような電子ペーパー
のような???
こちらは大きなキーボード付き。
真ん中は太陽電池でしょうか???
e-Passbook
イーパスブック
という二ヶ国語対応のICカード式
電子通帳だそうです。

こういうの日本にもないぞ。
文字がよく見えませんが、事務処理軽減と
不正防止が目的で作られているようです。
太陽電池充電の他、人力充電が可能な
タイプもあるとか。

人力充電ってハンドルでも付いて
いるんでしょうか?興味津々。
でたーー、あこがれのXO!!!
いわゆる$100PCです。
かっわいいなぁ。
正式名称XO-1と呼ぶらしいこのパソコンは
発売元はOLPCです。
2007年末の時点では高すぎて数量が出ない
と言われていましたが今では145万台の
実績だとか。
これを多いと見るか少ないと見るかは
難しいところですね。
閉じてもかわいいXO。 (^_^)
こいつのレポートはこちらが詳しいです。
OLPCの概要説明。
実態としては元気でがんばっている
んでしょうか?気になるなぁ。
こちらは普通のキーボードに
ファミコンのカセットが挿さったような
謎の製品。
Vicir-10と書いてありますねぇ。
(検索してもそれらしきもの発見出来ず。)
PlayPower
プレイパワー
テレビゲーム型学習コンピューター

8ビットマイコンで$10〜15とのこと。
(モニターは別売だと思う。)
なかなかリーズナブルな値段です。
ゲームのフリをしてタイピングを学ばせよう
というのはなかなかいい作戦ですね。
一見、LANのHUB風のこの物体、
最初は何かわからなかったん
ですよね。
NComputing

2006年開発
1台 $70ですでに120万台(2008年時点)
の実績があるこの製品は、
まるで昔のミニコンのようなシステム
を実現します。
1台の本体にサブシステムを何台も
つないで1台のパソコンを複数人で
使う、という製品だそうです。

このNComputing、シンクライアントの
世界ではけっこう有名な会社みたいです。
前から見たところ。
後ろからみたところ。
インターフェィスは一式揃っているようです。

こやつNComputing L130という製品
っぽいです。
・・・
げげ、アマゾンでも普通に売ってます
15510円なり。
本当にメジャーっぽい製品です。
一見、お菓子か飴玉が入っているような
ケースが出現。

しかし、、、USBケーブルが付いています。
これは一体何者??
よくみると表示されている絵もお菓子
ではなさそうです。

????なんだこれは?
Mobile Persuasive
Health information System
モバイル パースウェイシブ
ヘルス インフォメーション システム
農村の女性のための保健教育装置

動いていなかったので推測ですが
この装置はパソコンに挿して使うもので
ボタンを押すと、そのボタンに書いてある
絵に関する解説が言葉と画面で表示されて
文字が読めない農村の女性でも保健の
教育ができる、という装置みたいです。
なーるほど。
やや、これは懐かしい足ふみ式の
ミシンを改造した製品のようです。
足ふみをするとモーター(右側)が
回って発電できるそうです。
Treadle Power
トレッドルパワー

ローテクですが太陽電池よりは
小さな太陽電池よりははるかに
大電力を供給出来そうです。 (^_^)
3)電気じゃないけど気になったモノたち
さてこれは何でしょう?
Rope & Washer Pump
ロープ アンド ウォッシャーポンプ

地下水を組み上げるためのポンプ
だそうです。
井戸水を汲み上げるポンプに何となく
似ています。
これはですねぇ、手前に並んでいる
ペットボトルの数だけの分量の水を
上の青いローラーみたいなものに入れて
紐を引っ張って運んでしまおう、という
製品です。

手に持たなくて転がすだけなので
一度に大量の水を運ぶことができる
というわけです。
なーるほど。言われてみればごもっとも。
思いつきませんでした。
Q Drum
キュー ドラム

一度に運べるのは50リットル。
これが$50だそうです。
高いような安いような・・・
これは液体で度が変えられるメガネ。
両サイドの注射器は度を変えるときだけ
使うんでしょうか?
Adspecs
アドスペクス
度数調整可能メガネ
これは何だかわかりませんでしたが、
空き缶を利用して注射針を安全かつ
確実に捨てるための機器だそうです。
今までの注射針を捨てる容器は紙製で
二次感染の危険性も高いし、簡単に
抜き取る事ができるので拾ってきて
消毒せずに包装して再版する輩が後を
絶たないのだとか。
人が使った注射針を消毒せずにもう一度
使われたらたまったもんじゃありません。

信じられない事ですがそれも現実という
事なんですね。
うず高く積まれた空き缶の山。
注射針の二次感染と不正再販が
なくなることを祈ります。
これは私も欲しい、太陽熱を利用した
湯沸し装置というか調理機器です。

その名も、Solar Cooker(ソラー クッカー)
・・・そのまんまやないかい!! (^_^;)

値段は$66.5。。。微妙な値段です。
最後は先生ではなく子どもが使う黒板です。
高いノートの代わりに”書いて覚える”事が
できる、との事。
これぞ逆転の発想。

日本が無償提供している製品だそうです。
何台配ったのか知らないけど日本もいいこと
やってるじゃないですか。えらい。

■ 参考サイト
『世界を変えるデザイン展』開催!! #sekai_design
公式ページ


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