eBook読み比べをやってみよう

2010年 10月31日


とある日の昼下がり、モバイルwifiルーターでお世話になった@s_katoさんがつぶやきました。
「今あるeBOOKをいろいろ揃えてみたんだけど見てみない?」
なんでも、これから流行るであろう電子書籍というものが本当に”本”の代わりになるのか?
読書するのに疲れないのか?同じコンテンツを表示させて実際に読書してみて比べてみよう
という企画だそうです。
さすが活字大好きs_katoさん「そりゃー面白い!」と私も参加させてもらうことにしました。 (^_^)

※ 以下、各端末での読みやすさ、読みにくさはあくまでたけの個人的感想です。
  個人差や、特にkindle系はフォーマットの合わこみの完成度などにより評価が大きく
  変わる可能性がありますので参考程度に読んで下さい。ちなみに青太字はよいところ、
  赤太字は悪いところです。

< 比較する端末たち>
今回比較する電子書籍端末は以下の4種類です。
よくぞまぁ、こんなに集めたもんです。

※ 写真はクリックで拡大します。

端末外観 名称  仕様
i-Phone4
アップル
ディスプレイ種類 :LCD(ISP
画面サイズ     :3.5インチ
画素数       :640x960画素    
精細度       :326ppi
階調・色数     :透過カラー
タッチパネル    :あり
重さ         :137g  
厚さ         :9.3mm
電池寿命      :最大6時間(3G通信時)
価格(min仕様)  :$199(US、16GB版)
発売         :2010/6

リリース記事評価記事
i-Pad
アップル
ディスプレイ種類 :LCD(ISP
画面サイズ     :9.7インチ
画素数       :768x1024画素    
精細度       :132ppi
階調・色数     :透過カラー
タッチパネル    :あり
重さ         :680g(wifi)/730g(3G+wifi)  
厚さ         :13.4mm
電池寿命      :最大10時間
価格(min仕様)  :$499(wifi 16GB)
発売         :2010/4

リリース記事評価記事
kindole2
アマゾン
ディスプレイ種類 :EPD(e Ink)    
画面サイズ     :6インチ
画素数       :600x800画素    
階調・色数     :反射白黒16階調   
精細度       :167ppi
タッチパネル    :なし
重さ         :289g
厚さ         :9.1mm
電池寿命      :〜7日(?)
価格(min仕様)  :$359
発売         :2009/2

リリース記事評価記事
kindleDX
アマゾン
ディスプレイ種類 :EPD(e Ink)
画面サイズ     :9.7インチ
画素数       :824x1200画素    
階調・色数     :反射白黒16階調   
精細度       :150ppi
タッチパネル    :なし
重さ         :540g
厚さ         :9.7mm
電池寿命      :〜7日(?)
価格(min仕様)  :$379
発売         :2010/1

リリース記事評価記事


あ、ここにも比較表がありますね。
それぞれは個別に見たことがありますが並べて見ると圧巻です。 (^_^)

←これだけ並べてみたのは初めて(クリックで拡大

持った感じ、i-Phone4は”本”という感じがしないほど小さいです。
kindle2は文庫本サイズ、kindleDXとi-Podは雑誌サイズという感じです。
kindleDXとi-Podは150gしか違わないのにi-Podの方がズッシリと重く感じるのはどうしてでしょう?
本当に150gが効いているのか、それともi-Podの金属ケースが重く感じさせているのでしょうか??
i-Podはずっと手に持って読書できる気がしません。


< さあ、本を読んでみよう >

今回、s_katoさんが用意してくれたコンテンツから以下の3種類を選んで読んでみました。

 ・絵+文章 :魅惑のモバイル端末ePubとPDF)
 ・マンガ   :魔法の帽子(ePubとPDF)
 ・雑誌    :雑誌オンラインからSAPIO(方式不明)

i-Phone4とi-PadはePubとPDFを見比べ、kindle2とkindleDXはPDFを無理やりkindleフォーマット
変換して表示しています。(ご苦労様でした、 >s_katoさん )
ということでいよいよ本を読み始めましょう。

ちなみに最初は”どーかなー”と思っていたkindleの画面書き換えの遅さと白黒反転は
慣れれば致命傷にはならないかな、という感じでした。

←ページめくり時に一瞬白黒反転しているところ(クリックで拡大

端末外観 名称  コンテンツ
絵+文章 マンガ 雑誌オンライン
i-Phone4 
アップル
■ PDF
画面が小さくスクロールめんどくさい。(他のアプリを消せばスクロール速度はOK)

■ ePub
文字レイアウトが自動で変わって読みやすい。
ただしページめくりのアニメがうっとうしい。縦スクロールしてほしい。
■ PDF
とても見やすい拡大・縮小早い。スクロールも気にならない

■ ePub
拡大縮小できない。
ページめくりのアニメがうっとうしい。

文字がはっきり見えない。画像としてフォントを出してる?
お話にならない。
i-Pad
アップル
■ PDF
拡大時の表示速度は早くてOK。スクロール速度もOK。
1ページ表示はフォントが潰れて長時間読書困難。
拡大するとフォント綺麗になるがスクロールが必要で落ち着いて読書できない。

■ ePub
表示速度OK
ページめくりのアニメーションも気にならない。
(画面サイズが大きいせい?)
フォントサイズも自由に選べてとても便利。これなら縦スクロールなくても気にならない。メモ機能、辞書機能もOK
■ PDF
拡大するとフォントが汚くなるけど、まぁあまり気にならない。気にせず読める。横スクロールなのでどんどん読める。

■ ePub
スクロール的にはこちらの方が読書のじゃまにならないかも。ペラペラめくりより横スクロールが欲しい。。
文字が画像なので画角がつぶれて読みにくい。
長時間読書難。
こんなに汚い画面じゃお金払う気がしない。

スクロールの速度的にはストレスなし。
文字データーじゃないのでメモ取れない。栞も付けれないので不便。
kindole2
アマゾン
-
(コンテンツなし)
文字が潰れてNG。とても読む気がしない。コントラスト低くて少し不満。
ページめくりの速度と反転は少し気になる程度。慣れれば気にならないかも。
画素数が少なすぎてお話にならない。まったく読めない・・・
kindleDX
アマゾン
縦置きだとフォント潰れるけどi-padより気にならない。(なんで?)
横置きだとフォントもとてもきれいで読みやすい。
ページめくりをボタンでやるのちょっとストレス。(気が散る)スムースに動かなくてもいいのでタッチパネル欲しい。
ちゃんと読める。
これなら許せる。
縦置きでも横置きでもフォントが潰れてまともに読めないNG!i-padでは同じPDFでもまったく気にならなく読める。おそらく2値化するときにフォントがつぶれているようだ。(カラーPFDは300dpiで作成。キンドルでPDFで読むときには工夫が必要かも。)


■ i-Phone
やっぱこのサイズで長時間読書はきつい。緊急避難的な使い方か。

■ i-Pad
最初、画面が明るすぎて眼が疲れたが画面を暗くしたら気にならなくなった。
文章+絵、マンガ、雑誌ともに無理なく読める。
唯一の弱点はずっと持ち続けて読書するには重い、ということか。

■ kindle2
コントラスト低くて見にくい。文字だけならいいが雑誌・写真系は苦しい。
画素数が少ないのも難。使い道としては文庫本の代用くらいしかないか・・・
それでもアメリカではバカスカ売れているのはなんでだろう?安いせい??

■ kindleDX
コントラスト高い!使える。
i-Padより150gしか違わないのにずいぶん軽く感じる。これなら持って読書できそう。
画面が大きく画素数も増えた分、kindle2よりずいぶん読みやすくなったがそれでも
雑誌系はきつい(特にカラー)

ということで現時点で個人的には、
・もっと軽いi-Pad(500g切り)が出たらむちゃくちゃ使いやすい電子ブック端末
 として使えそう。欲しい!!!(個人的にはAndroidで欲しいぃぃ!!)
・5-6インチでXGA以上の解像度を持つ端末が雑誌系含め長時間読書に耐えうるか
 試してみたい。
・kindle系は様子見。フォーマット変換を工夫すればもう少し使えるように」なるかなぁ・・・
という感想をもちました。

今度はAndroid端末(ガラパゴスとか)で試してみたいなぁ。よろしくですぅぅ〜 >@s_katoさん
(と、おんぶにだっこ状態ですまないです。でも期待しております。 m(_ _)m )

<LINK>
電子ブックリーダーとしてのiPadとKindleの比較(家を建てよう)
日本発『i文庫HD』?驚嘆のiPadアプリとその可能性(Apple NOIR)
iPadとKindleを直接比較するのは間違っている(iPad体験記)
Apple iPadがAmazon Kindleに勝つ10の理由(Tech Crunch)
iPad、iPodtouch、Kindleでの電子書籍比較(動画)・・・他にも色々


では戻ろう!