低消費・静音化サーバー
No.3 マザーボードは何にしよう

2002,1/27 新設
2002,3/3 追記
2003,5/18 その後の顛末を追記


さて、CPUは決まったし次はいよいよマザーボードです。
しかし、白状してしまいますが今まで何台もパソコンを組みたててきたもののマザーボード選びに凝った事はありません
マザー買うときには店に出向き、チップセットを気にする事もなくその場で適当に買っておりました。
オーバークロックも興味がないわけではないのですが組みたててみて成功すればよし、できなければ仕方がない、という感じで
まったく気合が入っておりませんでした。 (^_^;)
今回のマザー選びに関しても同じノリで適当に安いソケット370マザーを買って済ませちゃおう、と思っていたのですが
No.2でもご紹介したCZ-600C Homepageを読んでみたところ、C3はかなり気難しいCPUであることが判明。
これは一筋縄ではいかんな、と考えを改める事にしました。

1.マザーボード選びのポイント
マザーボード選びに際して気にした事は以下の通りです。
 1)VIA C3が動作すること(必須)
  当然といえば当然ですね。今回、初めにCPUありき、なのでVIA C3が動かなくては意味がありません。
  最初ソケット370マザーだったら適当にVIA C3も動くだろうと思っていたのですがまともに動作しないマザーが
  けっこうあるようなのです。買ったはいいけど動かない、では困ってしまうのでまじめにマザーを選ぶ必要があります。
  ただ今回、マザーメーカーの保証はなくても動作した実績があればよし!としました。

 2)なるべくSocket370ベースにする(できれば)
  Slot1にするかSocket370にするか。。。
  どちらでもいいと言えばいいのですが、Slot1の場合、Socket370に変換するボードが必要になります。
  この変換ボードとメインボード間の相性だ設定だ別途購入だ、ということを考えるとめんどくさいので可能な限り
  Socket370で行くことにしました。

 3)ベースクロック、CPUの倍率変更ができること(必須)
  これは消費電力を下げるために必要です。定格の1.6V 100MHzx7倍でファンレスができるかわからないので
  パフォーマンスと電力をみながらベースクロックと倍率は設定可能なマザーにしたい。

 4)CPUのコア電圧変更ができること(できれば)
  CPUの電力はコア電圧に比例します。
  ベースクロックと倍率変更でファンレスができなかった場合、クロックダウン+コア電圧ダウンでもう1段階
  消費電力を下げてやろう、という魂胆です。 (^_^)

 5)枯れたチップセットを使いたい(できれば)
  これはサーバーの安定動作のために実績があるチップセットを使おうということなのですが、
  intel440BXなら安定性はOKというもののSlot1が多い。VIA C3にはVIA ApolloPro133を使った方が
  いいような気もするけどこれもこれといった根拠が見つからず。
  消費電力を考えると統合チップであるIntel810/815系がよさそうだし、、、、どれがいいのか迷いに迷い、
  最終的にはオークションで出てきたもので決める事にしました。
  これは買いたいときにどのマザーと縁があるか、ということですね。ははは、 (^_^;)

これらの考え方をベースにいよいよマザーの絞りこみを行います。


2.マザーボード候補の絞りこみ
マザーの絞りこみに関してはCZ-600C HomepageVIA Processorsのコーナーにある
VIA CPU動作報告
むちゃくちゃ役に立ちます
ほんと、このページがなくてはあてずっぽうでマザーを選ぶしかありませんでした。
CZ-600Cさんに感謝!感謝!です。(合わせて数多くの人柱様達にも感謝!感謝!です。)
しかし、VIA CPU動作報告はあまりにも報告が多くすべてのマザーを調べていくのは至難の技です。
そこで1.であげた考え方にそってマザーボードの絞りこみを行ってみました。

倍率設定可なVIA C3 700AMHz動作確認マザーボード一覧

メーカー 購入 型番 チップセット ソケット コア電圧変更 参考URLなど
ABIT BE6-II 440BX Slot1 ×
1.85V〜2.30V
(変換ボードで
 対応可能?)
ABIT BE6-IIのページCPUの内部温度を測定しようの中のBE6-IIのページ
(このページ、なかなか深く、CyrixIIIはCeleron互換?は読んでて楽しいです。 (^_^) )
ニュースリリースTom's Hardware guideの中のレビューBE6-II BIOS情報
SE6 i815E Socket370
1.3V〜
LANなし、サウンドあり、VGAありmaxメモリー512MB
ATA100動作不安定→ATA66は問題なし
VGA画質悪し→サーバーなので気にしない
ABIT SE6のページ評価のページ(US けっこう詳しい)
ABIT SE6/SL6再レビューBIOS設定変更で大幅なパフォーマンスアップ!
ABIT USAのページ(こちらの方がダウンロードできる可能性が高い。 2002,3/3 追記
SE6 VideoDriverダウンロードサイト(ABITからダウンロードできないときに)
VA6 ApolloPro133 Slot1 ? オークションで見当たらず。
AOPEN AX34ProII ApolloPro133A Socket370 ? オークションで見当たらず。
AX3S Pro i815E Socket370 ? (×)大きなヒートシンク取りつけ不可
AOPEN AX3S Proのページ
AX3S ProII i815E Socket370 ? オークションで見当たらず。
AX64Pro ApolloPro133A Slot1 ? AOPEN AX64Proのページ
Tom's Hardware guideのなかのApolloPro133A搭載マザーのページ
評価はいまいち。。。
MX3W-E2 i810E2 Socket370 ? オークションで見当たらず。
EPOX EP-3VCA ApolloPro133A Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-3VCA2 ApolloPro133A Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-3VCA2+ ApolloPro133A Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-3VHA ApolloPro266 Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-3VWM ApolloPLE Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-3VWM2 ApolloPLE133 Socket370 ? オークションで見当たらず。
EP-6VBA2 ApolloPro133A slot1 ? オークションで見当たらず。
EP-BX6SE 440BX slot1 ? オークションで見当たらず。
EP-BX7+ 440BX Socket370 × RAID機能搭載、LANなし、サウンドなし、VGAなし、maxメモリー1GB
(×)100MHzのみ対応、512MBのメモリモジュールが使用できない
オークションで6000円程度、EPOXのEP-BX7+のページ
Iwill VD133 ApolloPro133 slot1 ? 条件付き?
WO2 i815E Socket370 ? LANなし、サウンドあり、VGAあり
IwillのWO2のページ
JetWay 694TAS ApolloPro133T Socket370 ? BIOS変更必要?オークションで見当たらず。
PROCOMP BIS2M i815E Socket370 ? オークションで見当たらず。

VIA C3が動作して倍率設定が可能なもので絞りこんでもこれだけ種類がありました。 (^_^)


3.さあ、いよいよ購入だ!
と、ここまで調べたところでいよいよ購入です。 (^_^)
予算と安定性を考え比較的古いマザーを候補にしているので普通のパソコンショップでは売っていません
秋葉原の中古ショップを探し回るという手もありますがこれも一日仕事になってしまいますし、探しても見つかるとは限りません。
こういうときは、、、Yahooオークションに限ります。なにせ出ている品物の種類・分量が違います。
さっそくマザーボードのコーナーで探し回ってみたところ、ABIT/BE6-II、ABIT/SE6、AOPEN/AX3S Pro、AOPEN/AX64 Pro、
EPOX/EP-BX7+、Iwill/WO2の6種類を発見!(上の表の太い黒字になっているところ)
すかさずこの6種類の詳細情報をWeb上で調査してみました。すると、
 ABIT/BE6-II     ・・・・・コア電圧の変更ができずNG
 ABIT/SE6      ・・・・・◎コア電圧変更可能。
 AOPEN/AX3S Pro  ・・・・・コア電圧可変 不明。大きなヒートシンク取りつけはダメらしい。(ファンレスには痛い、、、)
 AOPEN/AX64 Pro  ・・・・・コア電圧可変 不明。Web上での評判がいまいち。
 EPOX/EP-BX7+   ・・・・・コア電圧可変 不明。バスクロック133MHz未対応。
 Iwill/WO2        ・・・・・コア電圧可変 不明。
この中でCPUのコア電圧が可変であることがわかったのはABIT/SE6だけです。
このマザーボード、いろんな掲示板などを調べてみると”ATA100動作不安定”、”VGAの画質悪し”等の
デメリットもありますがどちらも静音・低消費サーバーにとっては致命傷ではありません
この際、より低消費化の可能性が見えているABIT/SE6にしてしまおう!と腹を決め
オークションで落札しました。
        ↓


送料こみ8000円なり。
2001年中に手元に届くよう、選択枝がないなか購入したのでちょっと高めの買い物だったような気がしなくもないです。 (^_^;)
届いたのは本体とIDEのケーブルのみ。マニュアルもCD-ROMもなし・・・・・
本当に動くんだろーか、このマザーボード・・・・・と不安を残しつつ次回に続く。


※ 2003,5/18 追記
 と、考えに考えて選んだマザーボードですが、結果としてあまりよい買い物ではありませんでした。
 その後の顛末については、13)Windows2000サーバーのまとめをご覧下さい。




- ここまでの出費 -

VIA C3 4300円(送料こみ)
ABIT SE6 8000円(送料こみ)
合計 12300円!



←戻る 進む→

ホームに戻る